
この記事でわかること
- 業務の標準化の意味と、マニュアル化との違い
- 進め方の 4 ステップ
- 標準化をやりすぎないための考え方
目次
業務の標準化とは何ですか
業務の標準化とは、同じ仕事のやり方を、会社で 1 つに決めることです。 決めたやり方を、誰がやっても同じ質で行えるようにします。この記事では、上の意味で使います(編集部の整理です)。
標準化が必要になる理由は、やり方が人によって違うことです。厚生労働省の「介護分野における生産性向上ポータルサイト」の「手順書の作成」のページは、次のとおり書いています。
業務のやり方が人によって異なると、その質や作業時間にも差がでてしまいます。
このページは介護の現場向けの資料です。やり方の違いが質や時間の差になるという点は、ほかの業種の仕事にも当てはめて考えられます(この当てはめは編集部の整理です)。
標準化とマニュアル化は、何が違いますか
標準化は「やり方を決めること」、マニュアル化は「決めたやり方を文書にすること」です。 これは編集部の整理です。
| 標準化 | マニュアル化 | |
|---|---|---|
| すること | やり方を比べて、1 つに決める | 決めたやり方を、読める形にする |
| 先に必要なこと | 現在のやり方を書き出す | 標準化で決まったやり方 |
| 終わったあと | 決めたやり方で作業する | 文書を保管し、見直す |
標準化をしないままマニュアルを作ると、人によって違うやり方のうち、誰かのやり方が文書になるだけです。先にやり方を決めてから、文書にします。作ったあとの保管・担当・見直しは、マニュアル管理とはで説明しています。
標準化は、どう進めますか
4 つのステップで進めます。 上の厚生労働省のページは、手順書を作る進め方を 4 つのステップで示しています。以下は、その内容を要約した編集部の整理です。
- 各自の業務を書き出す。 同じ業務でも、人によって手順や方法が異なります。まず、現在の手順や方法を書き出します。
- 書き出した手順を見比べる。 違いを見つけ、効率化の工夫も見つけます。
- やるべき手順を決める。 やること、やらないこと(やってはいけないこと)を話し合って決めます。ページには「誰がやっても同じ質のサービスが提供できるよう、手順を明確に決めます。」とあります。
- 手順書にする。 決めた手順を手順書に落とし込みます。文字が多いと読むのに時間がかかり、現場で使われなくなるので、文字を減らし、一目で分かるフロー図を使う工夫が必要とされています。
標準化は、全員を同じやり方にすることですか
全員に同じ動きを強いることが目的ではありません。 同じページには、次の記載があります。
手順書を作成する目的は決して画一的なサービスを提供するためではありません。
ページは、手順書を熟練度を上げるためのトレーニングツールに位置づけ、判断の基準を手順書に明確に書くことを勧めています。決めるのは、品質に関わる手順と判断の基準です。細かい動きまで一律にそろえる必要はありません(この線引きは編集部の整理です)。
属人化(特定の人しか手順を知らない状態)が気になる場合は、属人化の解消も合わせて読んでください。
標準化に AI は使えますか
手順書の下書きには使えます。決めるのは人です。 現在のやり方の書き出し、見比べ、手順の決定は、現場の人が話し合って行います。決まった手順を文章にするときに、AI に下書きを頼めます。方法は生成 AI でマニュアルを作る方法で説明しています。
ISSEN LXP では、どうなっていますか
ISSEN LXP には、業務フロー(β 版)があります。手順を線でつなぎ、詰まっている所と、マニュアルが無い所を表示します。仕事の流れとマニュアルを一緒に見て、足りない手順を見つけるためです。
株式会社ISSEN GLOBAL。中小企業(従業員 200 名まで)の業務マニュアルを、AI で一人ひとりに合わせて届ける ISSEN LXP を運営しています。
出典
この記事は、AI の下書きを代表の片山が確認し、加筆しています。
この記事は AI が下書きを書き、代表の片山が確認しています。