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中小企業の生成 AI 導入|進め方 5 ステップと、先に確かめる公的な資料

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片山陽向(代表・株式会社ISSEN GLOBAL)

この記事でわかること

  • 生成 AI を会社で使い始める進め方(5 ステップ)
  • 入力する前に確かめる、国の資料
  • 出力を使うときの確認の仕方
目次
  1. 生成 AI を業務で使う会社は、どのくらいありますか
  2. 生成 AI の導入は、何から始めますか
  3. 進め方の 5 ステップは何ですか
  4. 入力する情報は、どう決めますか
  5. 出力を使うとき、著作権はどう考えますか
  6. 国の指針はありますか
  7. AI の出力は、どう扱いますか

生成 AI を業務で使う会社は、どのくらいありますか

総務省の情報通信白書(令和 8 年版)によると、調査に答えた日本の企業のうち、自社の何らかの業務で生成 AI を利用していると答えた割合は 86.4% でした。 活用方針の設問で「わからない」と答えた企業を除く割合で、2024 年度の調査から大幅に上がっています。

別の調査である令和 7 年版の情報通信白書では、中小企業で生成 AI の活用方針を「明確に定めていない」との回答が約半数でした。2 つの調査は調査の年が違うため、数字を直接比べることはできません。

生成 AI の導入は、何から始めますか

最初に「何に使うか」と「誰が使うか」を決めます。 道具を選ぶのは、その後です。目的が決まっていないと、使い始めても続きません。

目的と範囲、入力してよい情報、小さく試す、人が確かめる、教えて見直す、の 5 ステップ
生成 AI を会社で使い始める 5 つのステップです。

進め方の 5 ステップは何ですか

5 つに分けると進めやすくなります。 これは編集部の整理です。

  1. 目的と範囲を決める。 例:問い合わせの返信の下書き、マニュアルの下書き。使う部署と人も決めます。
  2. 入力してよい情報を決める。 次の項で説明します。
  3. 小さく試す。 1 つの業務・少人数で始め、うまくいかなかった点を記録します。
  4. 人が確かめて使う。 出力は、数字・固有名詞・日付・出典を元の資料で確かめてから使います。
  5. 使い方を教え、決まりを見直す。 決まりは作って終わりにせず、使いながら直します。

入力する情報は、どう決めますか

「社外に出してはいけない情報」を、種類で書き出します。 個人情報と営業秘密は、先に国の資料を読んでから決めてください。

  • 個人情報: 個人情報保護委員会は、「生成 AI サービスの利用に関する注意喚起等について」を公表しています。個人情報を含む内容を入力する前に、別添 1 の本文を読んで、自社の使い方が当てはまるかを確かめてください。
  • 営業秘密: 情報処理推進機構(IPA)の「AI 利用者のためのセキュリティ豆知識」(2026 年 4 月 2 日公開)に、「クラウド AI に営業秘密は教えない」という項目があります。同じページには「社内研修等にもご利用いただけるようスライド形式になっています。」という説明があります。

どの情報を「入れない情報」にするかは、会社ごとに決めます。

出力を使うとき、著作権はどう考えますか

公開する文章や画像に使う前に、文化審議会の考え方を確かめます。 文化庁のページによると、「AI と著作権に関する考え方について」は、令和 6 年 3 月に文化審議会 著作権分科会 法制度小委員会が取りまとめました。会社の名前で公開する物に AI の出力を使う場合は、この文書で、自社の使い方が当てはまるかを確かめてください。

国の指針はありますか

「AI 事業者ガイドライン」があります。 総務省の掲載ページには、最新の版として第 1.2 版(令和 8 年 3 月 31 日)が載っています。版は更新されることがあるので、使うときは掲載ページで最新の版を確かめてください。

AI の出力は、どう扱いますか

AI の出力は下書きとして扱い、使う前に人が確かめます。 AI は間違えることがあります。確かめる人を決めておくことが、導入の決まりの中心になります。

ISSEN LXP も、この考え方で作っています。AI が作ったものはすべて下書きとして扱い、最後は管理者が確かめて直します。「聞く」は、まず会社のマニュアルを検索し、見つからないときだけ AI を呼びます。会社のマニュアルにある答えを優先するためです。

著者:片山陽向(代表)
株式会社ISSEN GLOBAL。中小企業(従業員 200 名まで)の業務マニュアルを、AI で一人ひとりに合わせて届ける ISSEN LXP を運営しています。

出典

この記事は、AI の下書きを代表の片山が確認し、加筆しています。

この記事は AI が下書きを書き、代表の片山が確認しています。